BUMPOFCHIKENの(Please)forgiveって名曲があるんですけど、以前の職場に勤めていた時無性に聴きたくなる時期が何度かありました。
歌詞の内容は、こんな風に生きてみたいって自分の本音に気付きながらも、今の安全な場所から離れる事が怖くて踏み出せない人を力付けるような内容です。…うーん、もっといい例えが出来たらいいんですけど。
当時の自分の心情に重なって、すごく励まされていました。今もそうです。
仕事を辞めてみて、それまで頼りきっていた会社という安全な場所から離れて今この曲を聴くと余計に沁みます。
占星術の天体のエネルギーで例えるなら、土星が作り上げたこの世界を安心、安全に生きるための共通のルール、枠組みを越えて、天王星の個人として枠組みから離れて、自分の個性を尊重して社会と関わる生き方へシフトしていく人の心の葛藤や不安、希望とかを言葉にしてくれているような歌です。
歌詞の好きな箇所をいくつか紹介させて下さい。
"ただ怖いだけなんだ 不自由じゃなくなるのが
守られていた事を思い知らされるのが"
"どこまでごまかすの 誰に許されたいの
頭はきっと嘘をつく"
"求めない 重ねない 望まない 筈がない
生きているから 生きているなら"
"残酷な程自由だ 逃げようのない事実なんだ
震える手でその足で全てを決めるんだ"
今の私は土星が象徴するような社会の枠組みから離れてはみたけれど、天王星にまでたどり着くことも出来ずに、土星と天王星の間の宇宙空間でさまよっているような気持ちです。まだ確かなものは何も掴んでいないから、試行錯誤して生きて行こう。みんな一人一人、体質、体力、性質、得意な事、苦手なことは違っているんだから、生き方も、ペースも違って当たり前なんですよね。
(please)forgiveをピアノで演奏されている動画を見つけました。すごくよかったです。