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N冥王星とT冥王星のスクエア、どう活かす?(事前の意図編)

占星術には、"中年の危機"と呼ばれる時期があります。

どんな時期かと言うと、30代後半〜40代前半に、出生図の土星よりも遠い星(天王星、海王星、冥王星)に、トランジットの天王星、海王星、冥王星が90度(スクエア)や180度(オポジション)といった、ハードアスペクトと呼ばれる角度を取る時期のことです。

 

"中年の危機"って、名前からして不安を刺激されるネーミングです。大人の変容期とかの方がまだ前向きな気持ちですんなり受け入れられる気がします。

 

私は天秤座24度に冥王星があるので、来年はトランジットの冥王星がぴったり90度になります。自分の人生で最初に迎える"中年の危機"のアスペクトです。

ハードな印象の天体がハードな角度をとる時、自分の中で注意していることがあります。

それは、必要以上に恐れないこと。

 

占星術を学んでいたら、ハードな角度の時期にこんな体験をしたとか、色んな情報が入ってきて、そのことが自分の中で恐れを生み出していることってあると思うんです。

なので、ハードな時期が近づいてきたら、サレンダー、何が起きたとしても降伏するような気持ちを意識します。

江戸時代の僧侶、良寛さんのこの名言がぴったりだと思います。

 

災難に逢う時節には、災難にて逢うがよく候。

死ぬる時節には、死ぬがよく候。

是はこれ、災難をのがるる妙法にて候。

 

なんてキツイこと言うんだ…そう感じる方もいらっしゃるかもしれないこの言葉。良寛さんは何が言いたかったのか、簡単にまとめるなら抵抗するなって事が言いたかったんだと思います。

それが簡単にできたら苦労しないんですが、予想外の事が起きてエゴが抵抗して苦しい時は、良寛さんのこの言葉は効くと思います。

 

もう一つ、これは自分のネイタル冥王星とトランジット冥王星のアスペクトを活かす事ができるか実験なんですが、ぴったり90度になる3月に向けて、とにかく学びたいことに集中していこうと思っています。レイキのセカンドディグリーもそろそろ受けたいし、2月にはRay先生が開講される占星術のアドバンスト講座も受講する予定なので、レイキや占星術を深めることに集中して、エネルギーを注いでいくといいような気がして。

 

なぜ学びかと言うと、私のホロスコープで冥王星は6ハウスにあるのですが、トランジットの冥王星は9ハウスにいるんですね。

6ハウスには、健康、奉仕、労働、日常など。スキルを磨くという意味もあります。

9ハウスには出版、高等教育、専門的な学び、哲学などがあります。

 

冥王星のスクエアの時期をどう活かそうか考えていた時、私はネイタルホロスコープの6ハウスにいる冥王星の事と、自分が昔から陥りやすい意識「私さえ我慢すれば良い」を思いだしました。

何か起きた時やちょっとした日常の中で、人の事を優先させ過ぎて、苦しかったり悲しい気持ちが心の中にはあるんだけど、状況を丸く収めるために、「私さえ我慢すればいいんだ」と思いがちだった私(最近はだいぶ改善されましたが。)、その思い癖の全てが6ハウス冥王星からきているとはいえませんが、でもトリガーのひとつだろうなとは思っています。

優先されるべきは、自分では無く他者であって、自分の事は後回しにしてでも他者に尽くすべき、という無意識のパターン。とても6ハウス冥王星っぽい。

 

この思考パターンを抜け出すために、9ハウスでスクエアになるトランジット冥王星を使ってみようと思ったのです。

 

最近でこそ、自分が学んでみたいことがあれば、自分のためにお金を使って学んだりしていますが、以前はそれができませんでした。

何より自分以外の人や仕事優先だったので、普段の仕事と家事で疲れ果てて、何かを学んでスキルを身につけるなんて他人事のようでしたし、きっと自分さえ我慢すれば良いという考え方の延長で、色んな事を我慢する癖がついているんだと思います。

「私さえ我慢すればいいんだ」は、自分も苦しいし、周りにも悪影響を与えているかもしれない。

だからこれからは、自分の気持ちに正直に、好きなこと、学びたい事はもっと深めていきたいし、技術を身につけていきたいです。

より自由に生きていくために。

 

そんな意図をもって、来年3月のぴったり90度を迎えたいと思います。

冥王星なので2年くらいタイトな90度は続くので、何が起きるかなんて予想できないし、特に何もなく過ぎるかもしれないし、冥王星に翻弄されているなんてこともあるかもしれませんが、とりあえず来年の3月にどんな状況か、今度は(その時がきた!編)を書きたいと思います。

 

長くなってしまいました。ここまで読んで頂き、ありがとうございます!

 

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