明日、3月20日、18時39分頃に春分を迎えます。
春分は、太陽が牡羊座0度に入る日。
牡羊座は12星座で始まりのエネルギー。
宇宙元旦とも言われたりしますね。
そんな2021年春分のホロスコープから、来年の春分までどんなことがテーマなのか読んでみようと思います。
春分図のアセンダントは天秤座。
天秤座は外に向かっていくエネルギーで、活動サイン、風のエレメント。
支配星は金星。
今年は人と関わる事が大きなテーマなのかな。
天秤座は牡羊座の真反対にある、占星術の言葉でいうなら180°、オポジションの関係です。
牡羊座が個人の在り方なら、天秤座は人、社会とどのように関わっていくのかがテーマです。
春分図のアセンダントが天秤座って面白いな。
私達みんなの中で、人と出会ったり関わったりする欲求が高まっているってことなのか?
昨年からの流れでなかなか人と会えなかったり。また、コロナがそれぞれ個人の価値観を浮き彫りにしてくれたようなところもある。
北山耕平さんの「地球のレッスン」という本に、"リスペクトはバランスとハーモニーに至る道"ってタイトルの、ネイティブアメリカンの価値観を紹介した項目があるんですけど、すごく天秤座、金星っぽい言葉だなと思います。
以下、その項目の一部を載せさて頂きます。
リスペクト、それはお金で買えるようなものではない。リスペクトというのは、存在の仕方であり、それはこの世界に存在することごとくすべての種のためのものであり、赤い人、黒い人、白い人、黄色い人の世界の四つの肌の色の人たちのためのものであり、そしてその対象は人間のみにとどまることなく、わたしたちにつながるありとあらゆるすべてのいのちのためのものである。リスペクトを示すことを、ネイティブ・ピープルは「生きていくための基本」と考えている。
リスペクト、それは妨害をしないこと。
リスペクト、それは対立をしないこと。
リスペクト、それは非難をしないこと。
リスペクト、それはあざけらないこと。
とくに年寄りをからかわないこと。
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(北山耕平著 地球のレッスン P72〜P73一部抜粋)
相手のことを尊重できたら、価値観が違うからといって相手を否定することも、攻撃することもしなくてすむ。
私はこう思うけど、あなたはそう思うんだね、そう言ってお互いを認め合えたなら、生きやすい社会になっていくだろうな。
傷ついたヒーラーと呼ばれるキロンがディセンダント近くにあります。
キロンを7ハウスで読むなら、人と出会うこと、関わることで自分が癒されていく、
または、自分を癒すことが他者との関係を癒すことにつながるとも読めると思います。
春分図のアセンダントは天秤座で、もともと天秤座の場所である7ハウスにキロンがあるのは何かメッセージ性を感じます。
天秤座の支配星の金星は魚座の終わりにいて、6ハウスで牡羊座の太陽に寄り添っています。
働くことや、毎日の習慣をよりよく、楽しくしていきたいって意識は引き続き強そうです。
今まで社会の中で弱い立場で、人知れず世の中のために働いてきたような方に光が当たって待遇改善があったり、労働環境が改善されていくようなイメージがあります。
心身体のメンテナンスにもよさそう。
6ハウスに魚座の支配星の海王星と、魚座でパワーが強くなる金星がいますし、強力なヒーリングエネルギーが満ちていると思います。
自分にぴったりのセラピストさんに出会いたいと思っている方は、出会えることを決めて意識して探されるといいと思うし、体や心がスッキリしないと感じている方は、自分の心身魂が癒されていくことを意図するのもいいと思います。
4ハウスの山羊座の冥王星が、太陽と金星とセクスタイル。
自分の心の深いところにある気持ちに気付いていく事が、体や心の回復に繋がるし、まだ気付いていない自分の心の深いところにある気持ちや思いを知りたいと意識することでふとした事で気付きがあるかもしれません。
月は双子座にあって 9ハウス、水瓶座の木星、土星とトライン。
軽はずみな事は言えないけど、旅行とか、自由な往来は復活してくるようなイメージだけど、どうなんだろう?
土星のアスペクトがあるから、慎重な準備や計画のもと、安全が確認されればってことなのか?
月の近くには火星もあって、土星とトラインのアスペクト。
双子座の火星は自分からどんどん外に出て興味ある場所へ色々行きたいけど、土星があちこち行くんじゃなくて、一番行きたい場所、やりたい事に絞りなさい、それならオッケーだよって言っているイメージ。
自分は何が一番やりたいのか、どこに一番行きたいのか、そんな事を考えてみるのも良さそう。
パスワードの更新やアカウントの管理など、めんどくさいと思いがちなことがより重要になるようなイメージもあります。
火星には魚座の水星のスクエアのアスペクトもあります。
魚座の水星は豊かなイマジネーションが内側にどこまでも広がる感じ。
双子座火星は現実派でもあると思うので、魚座水星のどこまでも広がるイマジネーション豊かな世界感は苦手だろうし、一度は夢ばっか見てんじゃねーよと水星を突き放す。スクエアだし笑。
だけど突き放したものの、すごく気になるんです、スクエアって。
なのできっと双子座火星は魚座水星から受け取る夢やビジョンを、趣味じゃねーといいながらも、それらの夢やビジョンは本当に自分と無関係なものなのか、本当は自分が憧れていたものたちじゃなかったのか、自分の中を点検し始めます。
そして、魚座水星が伝えてくれたイメージは、自分や大切な人の夢や憧れだったと気付いたならば、その夢や憧れを実現するための行動を勇気出してスタートさせていきます。
それは情報を集めたり、何かを学び始めたりすることだったり、本当に大切な情報を選ぶ自分の中の基準を作るために、実践の中から体当たりで学んでいくことでもあると思います。
風星座の一番最初のサインである双子座。
来年、2022年8月から2023年3月にかけて、火星が双子座に逆行期間を含めて約8ヶ月という長期滞在をするし、2025年には今牡牛座に滞在中の天王星が双子座に移動します。
星々は、一人一人の中の双子座の領域を開拓するように働きかけているようです。
双子座の支配星は水星で、水星は私たちの内面の世界と外側の世界を繋いでくれる大切な天体です。
自分が内面で感じた事を大切にして、発する言葉や情報を選ぶこと、意識して生活出来たらいいですね。
水瓶座土星と牡牛座天王星のスクエアは厳しい配置とも言われるけど、魚座水星とセクスタイルなので、もし何か予想外の事が起きても、それは新しく生まれ変わるため、動かしたいたいとずっと思っていたけどびくともしなかった何かを動かすため、刷新するための出来事のようなイメージです。
自分でも気が付いていないような深い深いところにある、形はないけど生まれたがっているエネルギーを魚座水星が牡牛座天王星に伝えてくれていて、メッセージを受け取った天王星はそのエネルギーがこの世界に生まれることができるよう、本人がその存在に気付けるよう、時には天からイナズマが落ちてきたと感じるような出来事を起こすことがあっても、それは悪い出来事では無いはず。
…先日ビジョンクエストタロットを引いたらカオスというカードが出ました。(ビジョンクエストタロットは大アルカナにオリジナルな名前のカードがあって、カオスのカードが伝えていることって天王星っぽい)
メッセージをアプリに翻訳してもらって読んだ中でこんな言葉がありました。
"あなたが望むかどうかにかかわらず、混沌はあなたを安全であるが束縛されたままにしていた狭い範囲から解放します。
これらの力に反抗することはあなたの痛みを強めるだけです。
それに抵抗するのではなく、流れに沿って進んでください!
嵐が過ぎ去ると、あなたはより自由に、目覚め、そして開放的に感じるでしょう。
星は混沌の中から生まれる事を忘れないでください"
以上、2021年春分図の星読みでした。
皆さまにとってよきスタートの春分となりますように。
最後まで読んでくださりありがとうございます😊