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石、星、好きなこと、楽しいこと、感じたことなど。

2020年春分図から感じたこと。

明日は春分ですね。

今年の春分図から感じたことを書きたいと思います。

やっぱりホロスコープがあった方がいいよな、という事で、手描きしてみました。

コンパスもなく歪んだ円でスミマセン。中心の地球を表す円も書き忘れています汗。

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春分図のアセンダントは蟹座の終盤の度数。主役の太陽は9ハウスの真ん中で輝いています。近くにはカイロンもいますね。

 

9ハウスは火のハウスで、ナチュラルサインは射手座、支配星は木星です。なので9ハウスには、行動的で、冒険が好きで、束縛を嫌い、精神活動も活発で、自分の精神をいつも高めていたい、自分にとっての真理の追究がライフワーク、といったイメージがあります。

その9ハウスのカスプが魚座になっており、魚座支配星の海王星も在室しています。

魚座は水のエレメントで支配星は海王星です。魚座のイメージは海のように広い物質世界を超えた次元。水のエレメントの一番広い場所なので、さまざまな感情を内包しているとも思います。

9ハウスを精神活動という意味だけでとらえると、今私たちの精神の領域には、さまざまな感情が押し寄せていることを表しているのかも。

悲しみ、不安、焦り、恐れ、怒り…etc

あらゆるものを内包する海なので、その中には、愛、幸せ、安心感、喜び、許しも存在していると思います。

玉石混合でさまざまな感情が流れ込んでくる9ハウス。その中で輝こうとしている太陽。太陽はちゃんと牡羊座という火のエレメントに存在しているので、揺るぎない太陽のエネルギーは存在しているけど、あまりに広大で深く、さまざまな感情が流れ込む海の中に引き込まれそうになる時もあるかもしれない。

 

そのような環境の中で、どうやって太陽の揺るぎないエネルギーを燃やし、自分の精神を照らしていくのか。

 

太陽の支配する獅子座は2ハウスのカスプです。

2ハウスは自分という存在がもつすべての価値、すでに自分の中に存在する資質、これから育てていく資質を表す場所であったりします。

 

私たちはみんな、太陽の輝き、太陽のように輝く魂を標準装備として生まれてきていること。

誰一人例外なく、1人1人が世界を照らす存在だということ。

 

自分の価値に対する評価を他者にすべて預けてしまわないで、自分が自分の太陽のような輝きを信じること。

誰が何と言おうと、自分という存在の素晴らしさを信じてあげること。

 

そんな態度が、9ハウスで輝こうとしている太陽のエネルギーとなってくれるのではないかと思いました。

 

 

次に、2ハウスと同じ、地のハウスの6ハウス、10ハウスから、現実にどう今を生きていくかを考えてみたいと思います。

 

6ハウスは日々の日常、仕事、自分の技能を磨くこと、どのように心と体と魂の調和をはかっていくか、など。

 

最近6ハウスについて感じたことは、大きなことをして沢山の人に認められて役立とうなんて思わなくていいから(それは10ハウスの管轄ですしね。)、どんなことでもいいから、自分の得意な事、喜びをもって出来ること、義務感ではなくやりたいと自分で思える何かを日々続けていくことが、自分の心にも体にもスピリットにも優しくて、自分の確かな生きる土台になっていくのかもしれないな...ということです。

そこに他者の評価や、世間から見て立派かとかの視点を持ち込まないこと。

それを行うことで、自分と、自分のいる世界(家庭や職場、仲間内、ネットのコミュニティなど)にちょっとした優しい風が流れるようなこと。

それは毎日のご飯づくりかもしれないし、職場のトイレ掃除かもしれないし、植物のお世話だったり(石が好きな方は石のお世話)、ペットのお世話、野菜作り、お孫さんの学校の送り迎えかもしれない。

たくさんの人に評価されることはなくても、自分のささやかな喜びがそこにあるならば、そのことを誇りをもって行い、続けていくことは、自分への揺るぎない信頼と誇りに育っていくと思います。

春分図の6ハウスカスプは射手座です。今のようなうな不安定で先の見えない日々の中でこそ、自分の毎日の生活や仕事の中に射手座の誇り高い精神を見出すことができるのかもしれません。または、射手座が表す深い叡智が日々を生きることを助けてくれるのかも。叡智って何でしょう?おじいちゃんおばあちゃんが教えてくれた人生の知恵、自分が人生の中で経験して血肉に変えてきたこと、歴史や自然が教えてくれること、仏陀の教え、インド哲学、神智学、、、色々ありますが、自分の心にフィットするものが一番ですネ。

あるいは、射手座の表す、明るくて深刻になり過ぎない態度が毎日を生きる支えになるのかな?

 

そして10ハウスです。10ハウスのナチュラルサインは山羊座、支配星が土星です。

10ハウスは自分の持っている資質や得意な事を人に役立てていくことで、社会の中の自分を完成させていくハウスです。2ハウス、6ハウスの総仕上げです。

その10ハウスのカスプが牡羊座です。牡羊座は始まりの星座です。その牡羊座が10ハウスカスプとは興味深いです。牡牛座の天王星と金星が10ハウスで輝いていますね。

 

牡羊座のイメージは、生まれたばかりの赤ちゃん、未知の世界へ踏み込んだ勇者、生きるために一人世界をサバイバルする人、、、

 

私たちは今すでに未知の世界を生き抜こうとしている一人の人間ですね。

 

何があるがわからない、だけど前を向いて生きるんだ、という一人一人の姿勢や勇気が、社会の中で誰かをまた勇気づけるのかもしれません。

 

私たちは全員で右ならえをして予定調和を維持するために生まれてきたわけじゃないはずなのです。

 

春分図のアセンダントは蟹座。ルーラーの月は水瓶座にいて、7ハウスの後半にいます。7ハウスカスプは山羊座ですが、月は水瓶座なので、他者との関係について、水瓶座の要素を求めているように感じます。

 

月;「私、もうみんなのために十分よくやったと思うんだ。そろそろもっと自由で広くて、それでいて私も相手もハッピーになるような関係を作っていきたいな。」

「今まではみんなに合わせすぎていたかも。私はわたしという個性でもっと深く人と関わっていきたい。」

そんな風に月は感じているのかも。

月は10ハウスの牡牛座の金星とスクエアのアスペクトをとっています。

牡牛座の世界に存在する自然の豊かさ、恵みを誰もが手にできるような社会で、多様な人々と仲良く平和に生きていきたい、そんなことを強く願っているようにも見えます。

 

牡牛座金星は、4ハウス天秤座のルーラーでもあります。

嬉しいこと、楽しいことを共感しあったり、誰かと心が触れ合う交流は、今を生きる私たちの心の支えとなってくれるのではないかと思います。

いつもと変わらず自分の命を全うしている自然界に意識を向ける事も、ほっとできる心の拠り所になってくれそうです。

 

そして、8ハウス魚座の水星と、10ハウス牡牛座天王星から感じたこと。

魚座の水星は、8ハウスという環境の中に閉じ込められていた、私たちのあらゆる感情を10ハウスの牡牛座天王星に伝えているよう

に感じました。

ずっとこの世界に存在していたけど目を向けられてこなかったような誰かの気持ちや、

おしこまれてきた感情が、みんなにその存在を知ってほしいと叫んでいるかのよう。

天王星はあらゆる人のやるせない気持ちをエネルギーに、社会(特に経済や物質面)を変革しようとしている風にも感じます。

 

最後に、超個人的主観ですが、アセンダント蟹座MC牡羊座から、宮本浩次さんを思い浮かべました。宮本さんの、瞬間瞬間の自分の感情を大切にし、媚びることなく、社会の中で自分を貫き、全身全霊で歌う姿が、アセンダント蟹座MC牡羊座のイメージと重なったのです。

ソロアルバムの「宮本、独歩」が好評らしく、もちろん曲の素晴らしさや宮本さんの人を惹きつける魅力があってこそなんだけど、今、多くの人が宮本さんが放っているなにかを必要としているとも言えるのかもしれない。…私も宮本、独歩買お。

 

6ハウスの終わりで火星、木星冥王星コンジャンクションしていて、春分図の大きなポイントですが、私の力では星が何を言わんとしているのか言語化できませんでした。他にも言葉にできなかったポイントがありますが、今の私が今年の春分図から感じて言葉に出来ることは以上です。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました(^^)