とあるホテルの大浴場での話。
中国人(○○人っていい方は好きじゃなけど、なんて表現がしっくりくるか見つからなかったのでこの表現にしてます。)のお母さんと小さな女の子の親子連れと一緒になりました。
最初は何人か大浴場にいたけどみんな出て、私とその親子だけになりました。
湯船の中で、2〜3歳くらいの女の子がとっても楽しそうに、お風呂の湯をかける桶を浮かべてお母さんと遊んでいたんですね。
女の子の楽しくて嬉しい、キャッキャとした声と、女の子に話かけるお母さんの優しい言葉(中国語なので内容は分からなかったですが。)が大浴場中に響いて、その空間の空気がとても優しくて暖かくて、私はお湯に浸かったまま泣きそうになりました。
悲しいんじゃなくて、心が浄化されたような気がして、泣きそうになった気持ちをたどっていくと、やっぱりインナーチャイルドがいました。
子供の時いつも祖母とお風呂に入っていたんですが、たまには母とお風呂に入りたくて一緒にお風呂に入りたいって母にお願いしたら拒否された時の悲しい気持ちのインナーチャイルド。
なんだかそのインナーチャイルドの気持ちが中国人の親子のぬくもりで満たされて光に返っていった感じです。
この親子と一緒にお風呂時間を過ごせてよかった。
心の中で親子にありがとうと言ってお風呂からでました。
お母さんの愛は世界共通ですね。
