昨年の11月8日に木星が射手座入りして始まった射手座木星期も、あと1週間ほどとなりました。
先週には太陽も射手座に入り、あさって27日には射手座で新月になるので、射手座木星期の総仕上げの雰囲気がありますね。
さらに24日〜26日あたりは木星と金星がコンジャクションしているので、射手座木星期に取り組んできたこと、挑戦してきたことがあれば、その事に対してなにか嬉しいことがありそうな感じがします。
個人的には、23日から38年ぶりに来日されているローマ教皇が、この射手座木星金星のコンジャクションの象徴に見えてなりません。
24日、広島と長崎を訪問された教皇は、世界へ向けて平和、核廃絶へのメッセージを発信されました。
被爆者の方だけでなく、震災や台風で被災し苦しい思いをしている方へも思いを寄せられているようです。
教皇の思いに触れて、どれだけの人が癒され、勇気をもらい、励まされたことでしょう。
木星も金星も争いを好まない星です。
金星が1人1人の毎日のささやかな喜び、幸せだとしたら、木星はそんな1人1人みんなが生きる世界をより良くしたいと願う星でもあると思います。そして、木星は視野が広いので、世界の片隅で虐げられている人、苦しんでいる人にもちゃんと目を向けていて、見捨てません。弱い立場の人にも手を差し伸べようとする星です。
教皇がこの時期に被爆地を訪れられたこと、そして発せられたメッセージが、これからの世界の希望の光のように思えたと同時に、木星が今苦しい思いをしている人に対して"あなた方を決して見捨てはしない"と伝えてくれているようにも思えました。
金星とコンジャクションして、金星の愛を受け取った木星は、ただでさえ射手座という自分のホームでリフレッシュしてパワーが満ちているかんじなのに、金星の愛でさらにパワーアップしたイメージです。
そんな木星が山羊座へ移動したら、人々が苦しむような社会の問題には益々鋭いメスが入り炙り出され、それをきっかけに改善されていくのでは…個人的な感情が入りまくった希望ですが、そうだといいなと思いました。
そうそう、今日はもう一つ、希望を感じるニュースを見ました。
兵庫県の宝塚市が就職氷河期世代限定で、正職員を募集していたんですが(実は私も一瞬応募してみようかと考えたのです)、それに応募して内定した方たちが記者会見をされていました。
皆さんアルバイトや派遣、契約社員で働いて、色々大変な思いもされてきた方のようでした。社会の中で、弱い立場の人たち。
彼らに光が当たる様子を見て、同世代として、非正規で働く者として、明るい気持ちになりました。
悲しいニュースも多い毎日ですが、新しい時代の小さな希望の種は、きっとあちこちで芽吹き始めているんだ、そんな事を感じた射手座木星金星コンジャクションの1日でした。
