もうすぐ蟹座のドラゴンヘッドが双子座へ移動しますね。
ドラゴンヘッドが双子座に入るのは5月5日です。
個人的には、ドラゴンヘッドが双子座に移動したら、今強く感じている蟹座と山羊座のテーマの緊張が緩んでいくといいな…などと感じています。
コロナウイルスはあらゆる方面に影響を及ぼして、私たちは個人の面でも、社会的な面でも、大変革を促されているけど、私たちがどれほど集団心理に影響されているのかということを、コロナウイルスの流行が教えてくれているとも思います。
感染を広げないために、行動を自粛することは大切。だけど、行動を自粛しない人を権力を傘にとって攻撃をするのは、ちょっと立ち止まって考えてほしいと思う。
アドルフ・ヒトラーのホロスコープを見ていたんですが、ほんの少しだけ、今と似ている。
共通点は蟹座のドラゴンヘッドと山羊座木星。
山羊座木星が社会の中の統制、圧力、権力、を強調しているとすれば、蟹座ドラゴンヘッドが蟹座のあらゆる面をクローズアップして見せてくれているように感じて、私は今は排他的な面が見えてしまう。
排他的になってしまう心の根っこには今の状況から来る不安や恐れがあると思うから、排他的な人や攻撃する人を非難するのも違う。
私だって気がつかないうちに排除したり攻撃したりする側になっている可能性だってある。
結局一人一人が恐れや不安と向き合うしかないのかな…。
自分の恐れや不安を見つめられたら、蟹座の世界は安心を、山羊座の世界は恐れは乗り越えることが出来ることを教えてくれそうな気がする。
自分の外側の権力が自分を守ってくれるなんて幻想で、権力に力をもらおうとしても何もよくならない。
力を自分の中に取り戻すんだ。
そのために、双子座の世界は大切だと思う。
自分の体と頭と心で、体験を通して自分自身の考えを作っていくこと。
みんながこう言っているからとか、あの人もやっているからで判断するんじゃない、自分で考えて、選び、決断する力。
双子座ドラゴンヘッドの期間が、私たち一人一人が自分の考えを育てて、他者の考えも尊重できていくような、そんな自由で優しい時間の始まりになればいいなぁ。