愚かでよい。
ノートに思ったことや感じたこと、心が動いたことを取り留めなく書いているのですが、読み返していると今すごく心に響いたことをがあったので書きます。
ある方がブログで紹介されていた、吉福伸逸さんの"世の中にありながら世界に属さない"という本の一部。
"世の中で愚かなことをするのが本当に一番いいんですよ。「なんて馬鹿なことするんだ」っていうような愚かなことを、次から次へやっていけばいいんです。本当にそうですよ。この社会の中では愚かであることに越したことはありませんから。
それをやっていって、いかに病理的にならなくするかっていうことですね。ですから僕は離婚を勧めるし、自己破産を勧めるんですよ。
なぜかというと愚かで、愚かな認識の方がいいからです。賢明な方はあまりに賢明で、みずからの心の奥底のえも言われぬ衝動をごまかしていたり、みずからに嘘をついている人の方がすごく多いとぼくは感じています。だからぼくは、愚かであることを勧めるんですよ。"
私達が自分や人を裁いたりしてしまうのも、正しくあらねばいけない!という思い込みがあるからなのかも。
愚かの基準も一人一人違うけど、ここで言われているのは自分の感情に嘘をつくなってことなのかなと思いました。
愚かでいいんだと思うと、すごく気が楽になります。